雑記帳

2021年2月3日

 よい生活習慣を送るために、“No pains, no gains”とか“良薬口に苦し”的な努力は、意志薄弱との誹(そし)りを受けようとも自分には無理っぽいなぁ……と感じます。自分にあった漢方薬がおいしく感じられることがあるように、健康によいことは本来心地よいことではないのかという気もします。
 心の状態によって食事の味が変わるということは、よく体験されることだと思います。遠足の時に青空の下でほおばるおにぎりは格別のものがあります。誰かと仲たがいをして心が乱れている時は、どんな豪華な食事でも砂を噛(か)むような味気ないものになってしまいます。自分の経験ですと、心が安定しないときは味の濃いもの、こってりしたものを食べたくなります。また肉体的な空腹感は満たされているのに、さらにスナック菓子や清涼飲料水に手が伸びることもしばしばです。
 心を整えることができれば、自然に健康的な生活を送るための一つの助けになるのではないかと思います。