雑記帳

2021年3月6日

 同じことでも自分から進んでやるのと他人から言われてやるのとでは、感じ方が違います。役に立つという考えでやると、なんとなく退屈なことのように感じられます。職業性とか専門性から離れて、純粋に楽しいからやる、面白いからやるとなると、そのことについて心に留めている時間も長くなりますから、嫌々やるよりも上達がはやいように思います。
 でもこれとは逆の経験もあって、自分からやりたいと思ったことであるし、それをしている自分の姿も想像できる。またそうなりたいという気持ちも強いのに、恐ろしく進歩が遅いことがあります。それでも何年か続けましたが、ものにならないと思い断念したことがあります。
 「好きこそ物の上手なれ」も分かりますし、「下手の横好き」というのも本当だなと思います。どちらも“好き”という共通点はありますが、上手と下手を分けるものはいったいなんだろうと思いますね。