雑記帳

2020年5月23日

 飽き性の自分がよく水泳を続けられているなと思うことがあります。たぶん性格に合っているというのもあるでしょうし、水の中という非日常的な空間というのも、魅力的なのかなと思います。水泳を続けていて感じるのは、小さな改善の積み重ねが大事ということです。
 試合に出ようとかそういう気持ちはなく(もっとも性格的にも体力的にも無理だと思いますが)、どちらかというと楽しみのためにやっているので、たとえば、けのびの時に肘が曲がっているとその部分が抵抗になるよといわれても、そんな大きな違いはないだろうと思ってしまいがちです。でも、けのびの姿勢は水泳の基本中の基本ですから、すべての泳法に影響を及ぼすものです。ちょっとしたフォームの乱れでも、痛みとか故障の原因になったりすることもあります。
 うまい人の泳ぎは、一目見て美しいと感じるものです。装飾的な美というよりも、無駄(抵抗)を廃した機能的な美という面が大きいと思います。速さを求めなくても、故障なく水泳を続けるため、楽に泳げるようになるため、そして美しいフォームを身につけるためにも、小さなこととゆるがせにしないで、改善に努めることが大事なのだと思います。