雑記帳

2020年5月5日

 iPhoneの使い方を知っておきたいと思い、中古で購入したiPhone 5sがあります。この機種の解像度が640×1136で、またこのサイトの横幅(width)を640pxで指定していたので、横向き(ランドスケープモード)はもちろん、縦向き(ポートレートモード)でもギリギリ大丈夫と思っていました。ところが実際に見てみると、縦も横向きも、横にスクロールしないと読めない状態でした。なぜだろう? と思って調べると、論理解像度(またはCSS解像度)と呼ばれるものがあり、iPhone 5sの場合それが320×568だからなんだそうです。
 最近ThinkPadの液晶パネルをFWXGA(1366×768)からFHD(1920×1080)に交換したことを書きました。画面サイズ(インチ)が同じなので、解像度が大きくなると字とか小さくなって読みにくくなってしまいます。そこで、ディスプレイの表示を拡大縮小して表示する機能(スケーリング)を利用します。自分の環境ですと、Windowsがその値を自動で決定してくれて、150%になっていました。物理的な液晶の解像度は1920×1080ですけれども、見た目は1280×720相当の解像度になるということなんですね。
 iPhone 5sの2つの解像度の存在もこれと同じようなものだと考えると、拡大率は200%ということになります。メインで使っているスマホのPixel 3aは、解像度が1080×2220、論理解像度は393×808ですので、拡大率はおよそ275%となります。